ふくたのブログ

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日本のライブ市場の今後を考察

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 今回は日本のライブ市場の今後について個人的な考察をしていきたいと思います。

よく日本の音楽市場は終わっているだとかCDが売れないからどうだとか言われていますけど、ライブ市場は実は結構いい感じなんですよね。その辺について書いていきますね。

 

ライブ市場の現状

今回の記事を書くにあたって参考にしたのはこのサイトです。

www.acpc.or.jp

割と昔のデータも残っていて見ているだけでも面白いですので暇なときなんかはチェックしてみるのもいいかもしれませんね。

 

ではさっそく見ていきましょうか。

わかりやすく年間売上額の推移からいきます。

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出展:一般社団法人コンサートプロモータズ協会 基礎調査委推移表

こんな感じです。

これだけ見てもパッとしないと思うのでCD売り上げと比較しましょうか。

出展元はこちらです。

www.riaj.or.jp

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出展:一般社団法人 日本レコード協会生産実績過去10年間オーディオレコード全体

CD・レコードの推移と比較すると一目瞭然ですね。

ついでにストリーミングサービスなどの有料配信のデータも見てみましたがちゃんと総売上は年々伸びていました。

有料配信の方はグラフがなかったので今回は載せていませんが、数字は掲載されていましたので興味のある方は各自日本レコード協会のホームページまで飛んでみてください。

 

「日本の音楽はオワコン」みたいなことよく言われていると思うんですけど、実際にこうやって多方面から見てみると一概にそうとは言えないんじゃないかなってのが僕の考えです。

レコード大賞なんかの数字だけを見て情報を鵜呑みするのはよくないですね~って話でした。

 

ライブ市場の課題

現時点ではライブ市場の売上は好調で、結構いい感じなんですけど課題もちゃんとあるんですね。これに関してコンサートプロモーターズ協会からこう述べられています。以下、引用。

 

施設の老朽化による改修・閉館、地域の再開発、東京オリンピック・パラリンピック開催に伴う施設の改修など、全国で多くの会場が閉鎖しています。諸外国と比較してもホールや大規模会場が元々少ないところに、会場不足がますます加速しています。

 

要するに会場不足らしいです。

会場不足とはいえ僕らみたいな一般人にはあまり実感がわかないと思うんですけど、実はこの会場不足って結構深刻な問題になってくるんじゃないかなっていうのが僕の見解です。

詳しい内容は次に回します。

 

5G到来によるライブ配信とそれに伴うダメージ(推測)

これは完全に僕の推測なんですけど、数年後に5Gが当たり前に使用できるようになると今以上にライブ配信っていう文化が活発になってくると思うんですよね。

 

既に2018年のフジロックなんかではYouTubeでライブ配信をしていて結構な数字を残していたと思うんですけど、自宅で無料、しかもめちゃくちゃ画質がいいなんてことになったらみなさんライブに行きますかっていう話です。

 

「いやいや、ライブでしか味わえない興奮とか空気感とかあるから~」

 

こんな声もあると思います。わかりますよ。僕もライブは生で見るものだと思っていますし実際に楽しいですから。

でも待ってください。今後5Gが日常生活にどれだけの影響を与えるかを考えてもらいたいんですよ。

恐らくは東京オリンピックなんかでスポーツ配信をやると思うんですよね、一大イベントですしそれに向けて偉い人たちも頑張ってるっぽいし。

んで、結構ライブ配信っていい感じじゃん。みたいなことに企業の偉い人たちは気づいてそれが音楽市場の方に流れ込んでくるんじゃないかなと思っています。

 

実際めちゃくちゃ便利だと思うし浸透してほしいなとも思っています。

野外フェスって限られた土地でしかできないし車がないとなかなか行こうって思えないじゃないですか。

だったら家で見れた方が便利じゃない?って思っちゃいます。

 

それでもライブに行く人は一定数いるとは思います。しばらくの間はね。

でもこう考えることもできるんじゃないでしょうか。

音楽市場に一番貢献している(お金を消費している)のは大学生~20代の社会人だということが日本レコード協会の音楽メディアユーザー実態調査の結果からわかっています。

その世代が年老いて音楽に興味がなくなっていくとどうなるでしょう。

 

音楽というのは無料で聴くもの、ライブはYouTubeのライブ配信が当たり前だという世代がその年代になった時です。

今よりは確実に市場は小さくなるんじゃないでしょうか。

今の音楽市場に貢献している層、つまり20代の若者が40~50歳くらいになってもずっと音楽を好きでい続けることはできますか?

大人の方が収入が圧倒的に多いのに若者の方が音楽にお金を消費している理由って大人と違って家庭とかの時間・お金の制約がないからじゃないですか(たぶん)。

学生は基本的に時間の融通も利くしバイトで稼いだお金は自分のものですけど、大人になるとそうはいかないですよね(たぶん)。 

 

売上を保つためにはチケットをあげるしかない。

でも無料で見られるならよくない?暑いし遠いし…みたいなことが起こるかもしれない。

 

もちろんメリットもあるんじゃないかな?

とはいえね、もちろんメリットもあるでしょう。

ライブに行くのって最初はめちゃくちゃ敷居が高く感じませんでした?

どんな雰囲気かもわからないし怖いし…みたいな。

それが解消されるっていうのは結構デカいんじゃないかな。

 

ライブハウスにしろ野外フェスにしろ実際の会場の雰囲気とかがわかっていたら多少は行きやすくなるだろうし、何事にも言えることだけど最初の一歩さえクリアしちゃえば意外とどうとでもなっちゃいますよね。

 

新規層の獲得にはこういうコンテンツってめちゃくちゃ大事だと思っていて、無名バンドが新規のファンを獲得するのって大体YouTubeじゃないですか。

YouTubeはそれまで知らなかった世界を開けてくれる最高のツールで、YouTubeがあるからいいバンドに出会うことができてライブに行こうって思うんですよね。

 

まぁだから一概にどうとは言えないんですけど、当然ながらメリット・デメリット両方ありますよね。

どっちも僕の妄想なので当たっていたら俺スゲーって思うことにします。

 

まとめ

こんな感じで音楽市場の中でも特にライブに絞って現状と今後の考察をしてみました。

いかがでしたか?

将来のことなんて誰にもわからないので、数年後や10年後、20年後はどうなっているんでしょうね。

少なくとも会場不足を解決しようにも土地が限られているので多少は売上も落ち込むでしょうし、ちょっとライブ市場は苦しい思いをするかもしれない。

それでも音楽は生で見て体感するのが一番楽しいと僕は思っているのでいい感じに打開策みたいなのを見つけてほしいな~なんて思います。

 

僕は暇人なのでこんなことを妄想したり調べたりしてるんですけど、実は世界の音楽市場の中では日本って2番目にデカいんですよね。知ってましたか?

CDを作らずに無料音楽配信でファンを作ってライブやグッズ販売で利益を得てグラミー賞三冠をとったヤバいやつが世界にいることとか僕は恥ずかしながら最近知ったので、自分から物事を調べていくのは大事だなぁと思いましたね、はい。

 

今後は世界の音楽市場と日本の音楽市場について比較してみようかなとも思っています。


【耳で聴く】日本のライブ市場の今後について考察。【ブログ】