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【商業高校生】検定は実用的ではないけど合理的である理由

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こんにちは、ふくたです。

商業高校生が取得する全商検定が実際に活かされることは正直言ってあまりありませんが、実に理にかなっているなと僕は思っています。

今回はそんな検定が実用的ではないけど合理的である理由について書いていきます。

 

先に結論を言えば、検定自体には全く意味はないけど検定取得までの過程に意味があるからです。

 

 

 

まず信頼性の担保として軽く経歴を紹介します。

 

・元商業高校生→地方国立大学進学

・全商検定7種目取得

・日商簿記2級、ITパスポート合格

 

こんな感じです。

ちなみに検定は全て高校生の時に取得しています。

 

では早速内容に入っていきます。

 

 

全商検定が役に立たない理由

 

 

商業高校に入っていれば必ず全商検定を受けさせられますが、実社会で活かされることはありません。

理由は二つあります。

 

・内容が簡単すぎる

・知名度がなさすぎる

 

所謂世間で言われている簿記検定というのは「日商簿記」のことであり、全商検定とは関係ありません。

 

そもそも全商検定と日商検定は主催団体が異なります。

 

全商検定→全国商業高等学校協会主催

日商検定→日本商工会議所及び各地商工会議所主催

 

規模は日商>全商といった感じです。

 

履歴書に書くならば日商検定からが一般的です。

全商検定を書いてもレベルが日商検定よりも下なのであまり評価がプラスには働きません。

 

書かないよりは書いた方がいいかもという意見もあるかと思いますが、極端な例をあげるならば英検4級とか漢検5級を持っていたとしてもそれを履歴書に書く人はいるでしょうか…?

 

検定取得が合理的である理由

 

ここからが本題です。

そもそもどう合理的なのでしょうか。

 

検定自体には全く意味がないことを先ほど述べました。

そんなことは教師も学校も全国商業高等学校協会の偉い人たちも十分に理解していると思います。

それなのになぜ全商検定があるのか。

 

それは、検定取得を通して商業高校生に「勉強をする」という習慣を身につけることができるからです。

 

普通科でそれなりの偏差値の進学校に通っていた人からしたら考えられない話だと思います。

でも本当に勉強の習慣がないんですよ。

もっと言ってしまえば勉強のやり方がわからないんですよ。

 

高校受験の段階で明確な目標を持って商業高校へ進学する生徒ももしかしたらいるかもしれませんが、僕の知りうる限りごく少数です。

簿記などを学びたくて商業高校に入ったのではなく、学力的にそこに入らざるを得なかったというケースが大半です。

もしくはその高校が部活の強豪校で部活目当てで入学というパターンもあります。

 

つまり勉強目的で入学した生徒はほとんどいません。

めちゃくちゃ悪く言うと勉強ができないんですよね…。僕もそうでした。

 

なので通常の定期試験などとは別で検定試験という制度があることで強制的に勉強のゴール地点を設けているんですよね。

 

・検定試験があることで日頃から勉強へ向かわせる機会を作ることができます。

・授業内で教師たちがわかりやすく解説をしてくれます。

・検定が近づくと授業は過去問をひたすら解く時間になります。

・検定の内容自体は割と簡単なので合格も容易です。

 

合格することで成功体験を得ることができて勉強へのモチベーションアップにつながるというわけです。

更に言うと、高校入学時点までで差がついていた5教科と違って商業科目は高校からみんな習いますからスタート地点が同じなんですよね。

つまり、それまでいくら落ちこぼれていても自分の努力次第でトップになれるという事実もやる気につながります。

 

勉強がつまらなかったり面倒に感じる理由って問題が解けない、わからないからじゃないですか。

特に英語や数学は積み重ねが肝になってくるので一度つまづいてしまうと基礎からやり直さないといけませんよね。

それが億劫になって勉強をやらなくなって成績も落ちて自信を無くしていくと思うんですよね。

 

でも全商検定のおかげで自信を取り戻すことができて勉強の習慣(やり方)を身につけることができます。

 

そこから発展して日商検定や基本情報技術者試験、応用情報技術者試験や各種スペシャリストの検定を受けるきっかけにもなりますし卒業後の進路の幅を広げることができますから結果的に一石三鳥以上の効果が見込めます。

 

これが僕の考える検定が合理的である理由です。

 

まとめ

 

・検定自体に意味はない

・検定取得の過程で勉強のやり方、習慣を身につけることができる。

 

全商検定に限らずこれはどの検定にも言えることだと思っています。

なので大学生や社会人の人でもとりあえず何か勉強したいと思ったら検定取得がいいのかなと思います。

それが今後のキャリアアップにつながるのであれば尚良いかなと思います。

 

それではまた!

 

 

PS.総務省統計局の平成28年社会生活基本調査によると社会人の一日の平均勉強時間は6分らしいです。つまり勉強したもの勝ちですね。

統計局ホームページ/平成28年社会生活基本調査の結果