ふくたのブログ

商業高校→国立大学→プログラマー(予定)が音楽・勉強・ブログ運営について書きます

ニトロデイは何者でもなくニトロデイなんだ

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ART-SCHOOLでもsyrup 16gでもNUMBER GIRLでもない。

彼らはニトロデイ。

 NIRVANAでもなければWeezerでもない。

紛れもなくニトロデイそのものだ。

そんな彼らの魅力について紹介していこうと思う。

 

 

ニトロデイとは

・男女混合4ピースバンド

・平均年齢19歳ちょい

・横浜のバンド

・ジャンルはオルタナ、グランジ

 

ざっくり説明すると大体こんな感じ。

 

 

僕が最初にニトロデイを知ったのはこの動画。


ニトロデイ『COUNTDOWN JAPAN 16/17』12月30日 MOON STAGE出演

 

衝撃だった。

特に3曲目の八月。

なんだろう、圧倒的すぎる。

 

他のバンドにはない絶対的な何かを持っている。

こんなバンドがいるのかと僕はワクワクした。

 

作品別紹介

青年ナイフEP

 この年の4月に青年ナイフEPを発表し、表題曲である青年ナイフのMVが公開された。


ニトロデイ「青年ナイフ」Music Video

歪みに歪んだギター、堅いベース、重いドラム、叫ぶボーカル。

好きにならざるを得なかった。

 

近年の流行りである切れ味の良い即効性のある曲と違い、鈍器で殴ってくるような感じ。

特にリフがいい。

どこか儚げで不安になるような、それでいてもっと聴いていたくなるリフ。

 

僕は一瞬でこの曲の虜になり気がついたらCDを購入していた。

 

 

しばらくしてニトロデイがSAKAE SP-RING2018(サカスプ)に出演するとの情報を聞き、僕は彼らを見るためにサカスプへ足を運んだ。

 

会場の客は他のバンドと違って年齢層は比較的高め。キャピキャピした若い子は誰もいなかった。

なるほど、と思った。

 

いよいよ彼らの出番が始まった。

MCも特にせず淡々と曲をこなしていく。

だが一曲一曲に熱があり、密度の濃いライブだった。

 

特に印象的だったのはリードギターのやぎひろみ。

おとなしそうな容姿からは想像もつかないほど感情的な演奏に度肝を抜かれた。

 

そして何より音がデカい。

今まで多くのバンドを見てきたがこれほど大きな音を出すバンドは初めてだった。

決して手を上げたり体を揺らすようなライブでもなかったが客はみな満足気で、僕もそのうちの一人だった。

 

このライブ後、僕は青年ナイフEPの前に出していた16678を買った。

ますます彼らのことを好きになった。

 

レモンドEP

ほどなくしてレモンドEPを発表し、その中からレモンドのMVが公開された。


NITRO DAY - Lemoned [Official Music Video]

良い。サカスプでもやっていた曲だ。

彼らなりの夏が表現されている。

すぐさまレモンドEPも購入した。

 

このEPに含まれているユースが特に良い。


ニトロデイ "ユース" (Official Music Video)

曲自体は7分と長めだが、その長さを一切感じさせない曲。

気がついたら聴き終えているほど一曲の中に数々の情景が詰め込まれているような、そんな曲である。

 

どうやらこの曲はリードギターのやぎひろみがリフを持ってきてそこから出来上がった曲らしい。

うん、良い。

 

いてもたってもいられなくなり、僕はまた彼らのライブへ。

 

この日の対バンはMASS OF THE FERMENTING DREGS(マスドレ)とナードマグネット

どのバンドも本当に良かった。

まさかマスドレを生で見ることができるとは…。

 

演奏順はマスドレ→ナードマグネット→ニトロデイ。

ナードマグネットのライブが終わった途端に前列を占拠していた女性ファンの子たちが一斉に後ろへ捌け、その穴を埋めるように陰気臭いファンが前へ。あの光景は笑えた。

 

この日は確か横浜から大阪へ向かう道中で渋滞につかまってリハもできていない状態だった。

にもかかわらず彼らは最高のパフォーマンスを見せてくれた。

 

マシン・ザ・ヤング

それから数か月後の12月、初のフルアルバムであるマシン・ザ・ヤングを発売。

トレーラーに映るドラムの岩方ロクロ―がかわいい。


ニトロデイ "マシン・ザ・ヤング" (Official Trailer)

 

まぁそれはそれとして肝心の曲だが、これがまた良い。

ベースの松島早紀の存在感が一際目立った。

 

それまでもコーラスを積極的にしていたものの、更に彼女のコーラスが前面に出ていた。

太く破壊的なニトロデイのサウンドに、彼女の透き通るようなコーラスはこのバンドには欠かせないだろう。

 

 魅力

彼らの魅力はなんだろうか。

正直なところ明確な答えは僕にはわからない。

 

冒頭で述べたようなバンドが好きな人からしたらそれらに近いものは感じる。

でも僕はそこまで熱狂的にそれらのバンドのことは好きではない。

 

なぜだろう。

ローファイサウンドが心地よいからか。

年齢が若いからか。

 

それまで僕はこういった類のバンドをあまり好んで聴いてこなかった。

にもかかわらず現にこうして彼らのファンである。

 

偉大なバンドたちのエッセンスを取り入れ、それを自分たちの音楽へ昇華させている。

次世代の日本のロックを担ってくれそうな、そんな期待を感じさせてくれるところにあるのだろうか。

 

んー、謎だ。

 

ニトロデイ=ニトロデイ

さて、タイトルや冒頭で述べていた「ニトロデイはニトロデイである」という点について話す。

 数々のバンドの要素を感じさせるニトロデイだが、間違ってもただのパクり音楽ではないことは断言できる。

 

「〇〇の再来」「次世代若手バンド」などとささやかれることも少なくないだろうが、そんな言葉でこのバンドを括ってしまっていいのだろうか。

 

少なくとも僕はニトロデイというバンドそのものを評価している。

若いからとか彼らの趣味がよいからとか、そんな理由で彼らを評価するのは何か違う気がする。

 

とはいえ、彼らはまだまだ若い。

作品ごとに曲が進化していくのがよくわかる。

これも若さ故のものだろう。

 

若いが故に僕らは期待をしてしまう。

でもそれを評価基準にはしたくない。してほしくない。

彼らの音楽そのものを評価したい。

 

そう僕は思うね。

今後の彼らの活躍に期待。